ブルーハート 色んな恋心の短編集
時間だけが刻一刻と過ぎていく。

「剛君みーつけたー。」

啓太はうそをついて、大声で叫んでみる。

近くにいたら驚いてでてくるかと思ったが、敵もなかなか手強いから、うそを見破り出てこない。

「みつかんないなー。」

それもそのはず、啓太の後方でニヤニヤしながら見つめている。

それに気付き笑っている友達。
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