1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~
少し俯きながら、宮本が更に話を続けた。
「そう言えば…鴻上くん。
彼女が出来たって本当?」
「あぁ。何で?」
宮本の質問に、小さい声で呟いた。
「鴻上くん…誰とも付き合わないって事で有名だったから。
ずっと好きな人が居たんでしょう?」
宮本の質問には答えず、笑顔でニコリと微笑み、宮本にじゃあまた明日ね。といって、教室を出た。
これは、もしかして…いや、もしかしなくても、避けられてる??