1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~
帰宅しようと教室から出て、階段を降りていると…
「キャッッ」
という聞き覚えのある可愛い声が聞こえた。
振り向くと…正に今、その声の主が階段の上から降ってくるところだった。
「うっわっっ!!」
俺は慌てて受け止めようと、手を広げる。
フワッと甘い香りがしたと思ったと同時に、綾瀬梨花が俺の腕の中にスッポリとおさまった。
ホッとすると、無意識に綾瀬梨花をギュウッッと抱きしめていた。
びびった!ビビった!!こえぇぇぇぇぇ~~~っっ!!!
良かった…受け止められて…。
んっっ?てゆーか……
軽っっ!細っっっ!!!
柔らかいものが、自分の胸に当たっている事に気づき、ふと目線を下にやると……////
綾瀬の胸が当たってる…
しかもデッカイ胸がっっ!!///