1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~

「ずっと言えないまま、あのブライダルの仕事が舞い込んだの。

初めはウエディングドレス着れることを喜んでいたんだけど、キスのこと聞いて…マネージャーと揉めて…。


私好きな人と付き合ったり、手を繋いだり、キスしないまま…知らない人とするのかぁ~って考えてたら、一番に頭に浮かんだのは、未来の事だった。


だから、マネージャーと揉めてる時に、未来が声かけてくれて、これはもう【運命でしょ】って思ったんだ。


あとは…未来の知ってる通り…。」



梨花は俺の両手を掴んで、



「私は未来が好きだったの。

だから、初めてのキスは未来としたかったんだ…。」

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