1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~
ショッピングモール内を、他愛無い会話をしながら歩き回り、飲食店に入る。
「そう言えば、眼鏡外したの?」
運ばれてきたご飯を食べながら、フッと聞いてみた。
学校の時は、眼鏡に、後ろで1つ結びが定番になっているのに、今は眼鏡を外し、髪も下ろしている。
「うん…。
今までは、どうでも良かったんだけど、未来の彼女になれたんだ…とか考えてたら、少しでも可愛く見せたいなって思ったんだ。
制服着て、コンタクトは初めてだよ!」