1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~
するとチュッと軽いリップノイズが部屋に響く。
「未来の唇いただきっっ♡」
俺がキョトンとした顔をしたのか、梨花が俺の顔を見て、クスクスと笑う。
「そんな可愛いことすると、お返しするよ?」
梨花の顎を少し持ち上げ、深く口づけた。
唇を離すと、梨花の顔が赤く染まっていた。
梨花の赤く染まった顔を見て、
「あぁ……ヤバイ。
これ以上くっついてたら、また理性保てなくなりそう…。」
そんな俺の言葉を聞いて、梨花はフワリと微笑んだ。
その笑顔をずっと見ていたいと思った……。