1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~


「俺が梨花の事を好きだから、周りから何て思われても良いんだよ。」



俺がそう言ってニッコリ微笑むと、




「そっか……。

本当に鴻上くんが骨抜きなんだね。

鴻上くんを好きな子達が聞いたら、泣いちゃうね~。」




「むしろ…みんなに聞いてもらいたい位なんだけど……。」



なんてバカな会話を繰り広げることで、梨花の仕事の事を考えないようにしていた。


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