1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~

全ての撮影も終わり、着替えを済ませ、RENの控室に向かう。



コンコンコンッと軽くノックをし、


「RENさん。RiNです。」


という。すると中から、


「どうぞ入って。」


と優しい声が聞こえる。



「失礼します。」


と中に入ると、着替えを済ませたRENが椅子に腰かけ、コーヒーを飲んでいた。



「RENさん…あの…。

今日はどうしてキスしなかったんですか??」



そう聞くと


「して欲しかったの?」


ニコッとイタズラっぽくRENが笑う。

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