1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~
「未来の腕の中が一番落ち着く。
今日はずっと未来に抱きしめられたかったの。」
///////。
「そんな事言うなんて反則!!
可愛すぎるから!!」
そう言ってチュッと軽くキスをした。
「//////っっ!!
ここっっ外なのに……!!」
「梨花が可愛いこと言うのが悪い!」
そんな馬鹿な会話をしながら、俺の家までの道を歩く。
「未来の家、初めてだからドキドキする…。
よく考えたら、未来のお父さんとか、お母さんとか…妹さんとか…。」
「大丈夫。
うちは基本的に友達とか、いつでもウェルカムだから。」
「じゃあ…その…前の彼女さんとかも、家に行ったりしてたの?」
梨花が小声でそんな事を聞くのが、可愛くて、
「彼女を家に連れて行くのは、梨花が初めてだよ。」
そう言うと、梨花が心底嬉しそうにニッコリ微笑んだ。