1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~


「恐怖で声もでねぇ~の?

可愛いね~っっ。もっと恐がれよ。

ほらっっ!」



そう言うと、私を肩に担ぎ上げ、電灯のない木の影に引きづり込んだ。


男は片手で口を塞いだまま、私の上に馬乗りになり、乱暴に服をまくり上げていく。



男が私の肌に触れた途端、一気に私の朦朧とした意識が覚醒する。



「~~~~~~っっ!!」


口を手で塞がれたまま、必死で声を出そうとするが、


「うるせぇ~黙ってろっっ」


とドスの利いた声で叫ぶと、顔やお腹を何度も何度も殴られる。



意識が飛びそうになると、男の唇が…乱暴に私の口に重なった。



気持ち悪い……。


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