1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~


……なんで俺の携帯知ってんだよ。


しかも…撮影終わってたのに…何で梨花は連絡くれなかったんだ?


しかも二人で居るって、どういうこと??

RENが何で俺に電話してくるんだよ……。



なんて悶々と考えながら、指定された場所に急いだ。




RENの指定してきた場所は、どうやら高級マンションらしい。

マンションの前で怯みながら、部屋番号を押す。



『はい。』


「鴻上です。」



オートロックが開くと、エレベーターで最上階である40階のボタンを押した。




ピンポーン。




ガチャっと部屋の鍵が開くと、中からオーラの半端ないRENが出てきた。


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