1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~
「梨花…連れて帰ります。」
「そ……だな。
じゃあ車で送るよ。
その恰好じゃ外歩けないだろうし。」
お願いします。と頭を下げて、梨花のマンションまで送ってもらった。
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梨花のマンションに着いて、貰ったばかりの合鍵で部屋に入る。
梨花を起こさないように、ベッドに寝かせて、そっと髪を撫でる。
「……みら……い??」
「うん。」