1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~
未来から指定されたレストランへ行くと、入り口で未来が待っていた。
ビシッとスーツを着こなし、
遠目から見ても、未来の格好よさが分かる。
歩いている人が、チラチラと未来を見て頬を赤らめている。
高校の頃は、未来の隣に居るのが当たり前だった。
でも…一度離れてみると、あんなに格好いい未来の隣でご飯食べるの……心臓持つかな私……(笑)
そんな事をあれこれ考えていると、未来が私に気づいた。
「梨花っっ!!」
と軽く手をあげて微笑む。
「////////……。
お待たせ……。」
カッコ良すぎだから!!
静まれドキドキうるさい私の心臓!!
そんな心の格闘を、未来に悟られないようにしながら、二人でレストランへと入る。