1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~


この広い空の下

同じ空の何処かで生きていること

元気でいてくれること



一緒に居られなかったけど

未来が未来らしく生きてくれていれば

それで良いかな…と思い始めていた

あの日…空港で再会するまでは…




もちろん離れた時はそう思えなかった

どれだけ時が経っても

楽しい時間が薄れてくれなくて。



でも……


前を向いて仕事の事を考えているとき

甘いものを食べて美味しいって思えるとき

面白いことに素直に笑えるようになったとき




なんだ……


私…ちゃんと前に進めてるじゃんって思った。



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