1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~
「………ありがとう。
私の想いが伝わるように…まだ頑張ってみても良いのかな…?」
涙ながらに、二人に聞こえるほどの小さな声で言った。
すると…
「「当たり前っっっ!!」」
目の前の美咲ちゃんと、祐太くんが、声を揃えて言ったのだ。
まだ大丈夫なの…?
まだ頑張れる??
もう一度…
もう一度…私は……
未来の【本当の笑顔】が見たい…。
「私…まだ頑張るっっ!!」
そう言って、二人に向かってニッコリ微笑んだ。