1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~


部活が終わって、帰っている途中に、俺の大好きな鈴の鳴るような声が何処からか聞こえてきた。



あれ?この声…。


綾瀬……?




「考え直してくれよ。」

「絶対やだ。無理……。」



ん?



綾瀬の声に似てるのに、視線の先には、見た目も雰囲気も、格好も全然違う女が居て、男と何か揉めていた。





「…私じゃなくても…いいでしょ?」



やっぱり…この声…



綾瀬だ!!

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