1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~


「……で?何が話したいの?」



未来が久々に近くに居る嬉しさと、さっきまで抱きしめられていた照れを隠すように言った。


そんな私を見て、未来がククッと笑うと、



「梨花、何照れてんの!?」


と言う。



「~~~~っっっ///////

なっっっ!!!!」




何なになになにぃぃ~~~っっ


エスパーッッ???




「ごめん…冗談だよ。

……多分……俺、相当緊張してる…。」




そう言った未来の照れたような、切なそうな顔から、私は目が離せなくなった。

< 349 / 484 >

この作品をシェア

pagetop