1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~
はぁ…はぁ…はぁ…。




どれくらい走っただろうか…気づけば、綾瀬のマンションの下まで来ていて、腕を掴まれたままヅカヅカとマンションの中に入って行った。




「お帰りなさいませ。綾瀬様。」



「ただいま林さん。

藤本が来ても、絶対通さないでねっっ!!」



「かしこまりました。」






そんなやり取りの後、俺の意思とは無関係に…半ば強制的に部屋に連れて行かれたのだった……。


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