1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~
唇を離すと…梨花が頬を染めて
「ねぇ未来……もっとキスして……??」
と上目遣いで言ってくる。
「!!!」
可愛すぎるから!
梨花の言葉に煽られて、再び唇を重ねる。
何度も何度も角度を変え…ついばむようなキスから、やがて深いものに変わっていく……。
「梨花……好きだよ……。
もう絶対に離さない……。」
そう言うと……梨花を強く抱き締めた。
梨花が俺の腕から顔だけ上にあげて、微笑みながら言った。
「うん♡
未来が離してって言ったとしても、もう絶対に離れない!!
他の誰でもない…未来は私が幸せにするの。
未来が私に笑ってくれたら、私は世界で一番幸せなのよ。
未来……愛してる……。」
その笑顔と言葉に、俺の中の何かが外れた。