1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~


「お前っっ…!!

普通…そういう事…聞く!?」



「…教えてくれないの……?」


未来を見上げてそう言うと、


「………。

してません……。」


ボソッと拗ねたように未来が呟く。



かっっ可愛い♡♡♡



その未来の拗ねている様子を見て、私のSっ気に火がついてしまった。



「何でキスしなかったの?

Hはするのに??」



別にさ……過去の事をとやかく言うつもりは無いけどさ…

未来があまりにも可愛く拗ねるから、イジメたくなってきちゃった♡



「だってキスは……どうしても梨花の事思い出して……っって…何言わせるんだよっっ!!」



「へぇ~~~じゃあキスする時は、私の事思い出したのに、Hする時は、私の事…思い出してくれなかったんだ!」


ちょっと私も拗ねたフリをして、未来に言う。



「……思い出してた!!

思い出してたけど……ほら…俺も男だから……。」


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