1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~
唇を離そうとすると、後頭部をグッと掴まれ、もう一度唇が重なる。
唇が離れると、未来がペロッと唇を舐めて
「ごちそうさま♡」
と色気全開で微笑むから
———————ノックアウト……。
ドキドキし過ぎて悶え死にそう…。
おそらく真っ赤になっているであろう顔を押さえながら、未来に背中を向けると、
後ろからギュッと抱きしめられる。
私の胸をギュッと触り…
「昔からデカいとは思ってたけど…相当デカくなってない??」
未来がイジワルな声で言う。
「なっっ!!
何考えてるのよぉぉ~~っっ!!
未来のヘンタイっっ!!」
「はぁ~~!?
男はみんなヘンタイなんだよ!!
あんなに爽やかそうに見える蓮さんだって、蓋を開ければエロイ事考えてるって……!!」