1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~
「……本当に……ゴメン。
あの時…何にも考えられなくて、ただ…目の前の現実から逃げた。
でも、今度はちゃんと前を向いて進むから。
梨花と……絶対に二人で幸せになるから……。」
「「当たり前っっ幸せにならなかったら殴るっっ!!!」」
祐太と美咲が同時に声をあげた。
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それから俺は、だたひたすらみんなに謝り続け、そんな俺を見て、梨花はずっと微笑んでいた。
そうだ……俺は結局、梨花の笑った顔が好きなんだ。
梨花の笑顔を守りたかったんだ。
みんなで遅い夕食を食べ、話が落ち着いた所で、梨花を連れて俺の部屋に入った。