1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~
屋上のドアをソッと開くと、遠くでフェンスにもたれ掛ってコーヒーを飲んでいる未来と、セクシー女性の姿が…。
遠すぎて…何を話しているかまでは聞こえない…。
それにしても近すぎでしょ!!
未来の白衣姿は、うっとりする程カッコ良くて見惚れてしまうけど…
悲しいことに…その隣の女性の白衣姿が色気がありすぎて、気になってしょうがない。
私が彼女の胸の谷間に釘付けになっていると…未来の腕に自分の腕を絡ませていた。
はっっ???
何よ!未来の腕に、オッパイ擦り付けて誘惑してんじゃないわよ!!
こっそり見に来ている事も忘れ、二人の前に乗りだそうと、少しだけ近づいた瞬間……
グイッッッ
…と未来がその女性の腕を解き、身体を押しやった。