1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~

未来との約束は19時。



仕事が休みの私が、未来の家に行ってクリスマス用のディナーを準備しておく予定だ。



事前に鍵を渡されていたが、実際に行くのは初めてなので、ドキドキする…。



『適当に部屋に入って、寛いでいていいから』



なんて言ってたっけ!?



色々と準備がしたかったので、未来から聞いていた住所に早めに向かった。



.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*..




「な……なにこの部屋!広すぎ!」



未来から聞いていた住所に着くと、キレイなマンションが建っていた。


玄関を開けた途端…あまりの広さに言葉を失った。



広さもビックリだけど、広いだけで、生活感が全く無い。




「この部屋…何もないじゃない!」


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