1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~
「~~~~~~~~~~っっ!」
未来は驚きすぎて、完全にフリーズしている。
そんな未来を見て、私はもう一度言った。
「私が未来を幸せにするから、何も考えないで私に付いてきて!!
未来は私を信じて、この手を取ってくれさえすれば【幸福駅】へのプレミアムチケットが手に入るのよ!」
まだフリーズしたままの未来の胸に顔を埋め、背中に腕を回した。
「・・・・・・・・・・。」
それでも何も言ってくれない未来に、不安になり、恐る恐る顔を上げ、未来を見つめた。
「…………未来??」
すると、未来が顔を真っ赤にして、ゆっくりと口を開いた。
「………………参った…な………。」
え?
参った??
私……失敗した!?
痛い女…全開すぎた??