1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~
「触らせるわけないでしょ~~~~~っっっ!!!!」
私がそう言うと…
「だよな…でも…デカすぎるくらい…でっかいから…。」
そんなやり取りさえも、未来となら幸せすぎるくらい幸せだ。
2人笑顔で抱き合い、幸せな時間は過ぎて行った。
.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*.*..
————翌朝…。
ん……?
誰かが…私の髪を……
未来…もう起きてるんだ…。
朝のまどろみの中。
髪を撫でられる感触に目を覚ます。
未来は私がまだ眠っていると思ったらしく、何度も何度も髪を梳いたり、頬を優しく撫でたりしていた。
未来の手……あったかくて…気持ちいい♡♡
このまま…また寝てしまいそう…。
いつ目を開けようか考えていると、未来の手がフッと離れた。
あれれ??
もう終わり??
起きてるのがバレた??
そう思い、ソッと目を開けると、未来の唇が私の唇のスレスレまで迫っていた。
あ…ヤバイ…キスする寸前だったんだ。