1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~


玄関の鍵を開けると、部屋に明かりが点いている。


あっっ…今日は梨花も仕事終わるの早かったんだ。



「ただいま~~」



そう言うと、パタパタとスリッパの音を響かせて、玄関まで出てくる梨花。



「未来おかえり♡♡」



そういうと、手を伸ばして少し背伸びをし、首に腕を巻き付けて抱きついてきた。



やっぱり家に帰った時に梨花が居るっていいなぁ♡



梨花の頬にチュッとキスを落とした。



すると、腕をスルリと外した梨花が、人差指を自分の唇に当て、




「どうせだったら、キスはこっちがいい♡」



とニッコリ微笑んだ。


かっっ可愛すぎる♡♡



梨花の唇に自分の唇を重ねた。

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