1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~

すると梨花が、更に俺の顔を下から覗き込んで



「やだ……。


未来がいい…。」




と俺の瞳を真っ直ぐ見つめて言った。



『やだ……』って可愛すぎるだろ。


頭をガシガシ掻いていると、後ろからギュッと抱きしめられた。



「~~~~~~~っっ!!」



「未来…お願い…。」




鈴の鳴るような可愛い声で言われ、断るという選択肢は絶たれた……。





「もぉぉ~~っっ分かった!!


分かったよ!!



その代り…どうなっても知らないからなっっ!」

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