1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~
俺の顔をジッと覗き込む祐太。
バレるか??
そっか…と呟き、もう一度ベッドにゴロンと横になる。
「なぁ未来。
美咲って…彼氏…居るのかな?」
は??
いやいや…有り得ない…。
あの性格で彼氏とか…。
「居ないんじゃねぇ~の?
あの性格だし…。」
俺がそう言うと、明らかに落ち込んだ様子の祐太が口を開いた。
「俺さ…。
今日偶然見ちゃったんだよ。
美咲がカフェで男と一緒に居るところ…。
外からだったから、会話の内容とかは分かんないけど、かなり楽しそうに話してた…。」