1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~
「へぇ……。」
物好きも居るもんだ。
いや…世の中、顔が良ければ良いって奴は沢山居るか…。
「美咲の笑ってる姿見たらさ…。
何であの笑顔は俺に向けられてないのかなって…
ちょっとショック受けちまったよ。
もっと早く、自分の気持ち伝えてれば、何か変わってたかな?」
かなりの落ち込み様。
「でも彼氏とは限らないし。
友達でも普通にお茶くらいはするだろ?」
俺がそう言うと、祐太はバッと顔を上にあげ、俺の腕をグイッと掴んだ。