1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~
彼女との距離
~~未来side~~
祐太が美咲の部屋に入って、1時間ほど経った頃、携帯のメールを知らせる音が鳴った。
ベッドに寝転んで雑誌を読んでいた俺は、机の上の携帯を取る。
【今日は色々とありがとう♡
夏休みの間、ヨロシクね♪
早速明日は時間ありますか?
★梨花★】
梨花からだ!
今までは、彼女からメールが入ってきたりしても、そんなことくらいじゃ喜ばなかった。
梨花の事となると、ちょっとしたことに一喜一憂して、本当…どうしようもない。