1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~
「ちょっと休憩しようか?
未来はコーヒーと紅茶どっちがいい?」
「じゃあコーヒーで。」
二人で居る時間が、あまりにも自然になりすぎて、本当の恋人同士だと勘違いしてしまいそうになる。
夏休みに入ってから、今日までの3週間ほどで、梨花の部屋に、俺の物が結構増え始めた。
そんな事を考えていると、キッチンからガタンッッと大きな音がして、
「熱っっっ!!」
という叫び声が聞こえる。