1位の彼女と2位の俺~嘘から始まる恋~


「梨花どうしたっっ!?」



慌てて駆け寄ると、ヤカンのお湯が盛大にこぼれ、梨花の太ももに熱湯が掛かっている。



梨花の膝の下に手を入れ、そのままお姫様抱っこで風呂場に駆け込み、シャワーをあてる。





「いたい……痛いよ……未来…。」





「大丈夫。俺が付いてるから。」







梨花の肩を抱きながら、冷やし続けた。


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