お前、可愛すぎて困るんだよ!
でも……。



横にくっついているだけじゃ、なんか物足りない。



「…………」



妃莉に背中を向けて、横向きに寝ている碧くんをジッと見つめた。



えーい。



いーやー。



抱きついちゃえ――っ!!



背中から、ギュッと碧くんに抱きついた。



その瞬間……。
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