お前、可愛すぎて困るんだよ!
妃莉を見ながら、組んだ腕を後頭部からはずし……。
翠くんは指を折り曲げる。
「おはようのちゅーに、おやすみのちゅーでしょ。
それから、お出かけ前のちゅーに、帰ってきたときのちゅー。
残さずご飯を食べられたときのちゅーに、お片づけができたときのちゅーに。
あ、あと……」
「ち……ちょっと……。
翠くんっ……」
「それから、まだまだ、たくさんあったけど……。
要するに、妃莉ちゃんは。
なんだかんだ理由をつけて、碧くんにキスをしてもらってた」
「……っ」
「っていっても。
いつも、おでことかほっぺただったけど」
「…………」
翠くんは指を折り曲げる。
「おはようのちゅーに、おやすみのちゅーでしょ。
それから、お出かけ前のちゅーに、帰ってきたときのちゅー。
残さずご飯を食べられたときのちゅーに、お片づけができたときのちゅーに。
あ、あと……」
「ち……ちょっと……。
翠くんっ……」
「それから、まだまだ、たくさんあったけど……。
要するに、妃莉ちゃんは。
なんだかんだ理由をつけて、碧くんにキスをしてもらってた」
「……っ」
「っていっても。
いつも、おでことかほっぺただったけど」
「…………」