お前、可愛すぎて困るんだよ!
「ほら、よく見てろ」



冷静に言って、自分の首にネクタイを結んで見せた。



「妃莉も同じようにやってみて」



「…………」



そんなことを言われても、見ただけじゃわからないよ。



「碧くん、やって~」



もう一度、ネクタイを碧くんにさしだした。



「ダーメ」



「…………」
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