お前、可愛すぎて困るんだよ!
だったら、妃莉……。



がんばろうかな。



ちゃんとひとりで朝起きて。



ひとりで学校にも行くの。



そしたら、碧くん、妃莉をお部屋に入れてくれる?



だったら、さみしいけど……。



妃莉、今日はひとりで学校行くね。



「…………」



碧くんのお部屋の前から、とぼとぼと自分の部屋に戻る。
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