お前、可愛すぎて困るんだよ!
声の感じが、すごく親切そう。
おまけに、ひざに手をあてて……。
子供に接するように、かがんで妃莉の視線に合わせてくれた。
その瞬間……。
“あ、いい人かも”
そう思った。
「あの……。
妃莉……」
「ん?」
「碧くんを探してて……」
おまけに、ひざに手をあてて……。
子供に接するように、かがんで妃莉の視線に合わせてくれた。
その瞬間……。
“あ、いい人かも”
そう思った。
「あの……。
妃莉……」
「ん?」
「碧くんを探してて……」