お前、可愛すぎて困るんだよ!
サラサラの黒髪も。



ちょっとだけたれた目元も。



全部が全部優しそう。



相沢センパイのほわ~んとした空気に癒されて、妃莉までほわ~んとしてきた。



「……で。
どうしよっか。
妃莉ちゃん」



妃莉と相沢センパイの間に入り込むように、小嶋センパイが顔をのぞかせた。



「俺でよければ、なんでも力になるよ。
可愛い後輩ちゃんのためだから~」



小嶋センパイは、満面の笑みで言ってくれた。



やっぱり、この人、いい人だぁ~。
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