お前、可愛すぎて困るんだよ!
普段はわりとクールな碧くんの口調が、ものすごく乱暴になっている。



そのうえ……。


――ドンッ!!



と、碧くんは、妃莉の机に両手をついた。



「おまえ、わかってんのか!?」



「……っ」



その音と声に、ビクッとする。



その拍子に、持っていたサンドイッチが、机にボテッと落ちた。



うぅ……。



碧くん、怖いよぉ。
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