お前、可愛すぎて困るんだよ!
「……えっ?
わからないの!?」



そう言ったきり絶句する葵ちゃん。



妃莉、そんなにおかしなことを聞いてるのかな?



家庭科室に入りながら、葵ちゃんの制服のそでを引っ張る。



「たとえば……
どんな感じなの?
付き合うって」



「んー……。
たとえばかぁ……」



ちょっと考えながら、席に座る葵ちゃん。



その隣に座りながら、葵ちゃんの顔を見つめた。
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