お前、可愛すぎて困るんだよ!
「座れ、朝陽」



碧くんが、小嶋センパイの制服を引っ張った。



「ちぇっ。
けっちーの。
碧は」



ぶぅぶぅ文句を言いつつも座る小嶋センパイ。



「でも、さー。
妃莉ちゃんって、なんで、そんなに可愛いの?
もしかして、妖精さん?」



座ってからも、食べることなく、妃莉をほめる。



「もー。
小嶋センパイ。
なに言ってるんですかぁ。
妃莉、恥ずかしいです」
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