お前、可愛すぎて困るんだよ!
色気が全身を覆っている感じ。



ジッと碧くんを見あげていたけど、目のやり場に困る。



だから妃莉は、碧くんから視線をそらした。



「えっと……。
なんか……。
なんとなく……」



心臓が、ドキドキうるさい。



顔が……ぼわっと熱くなる。



「え?
なんとなくで……。
こんな遅くまで起きてたの?」



碧くんは、サラッと妃莉の髪を触った。
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