お前、可愛すぎて困るんだよ!
「あーもー。
なんで、そんなに可愛いかなー」



ため息とともに、そんなことを言う碧くん。



トンッと冷蔵庫に持たれると、ミネラルウォーターのキャップをねじって開けた。



ごくっと飲む首元が色っぽい。



「……っ」



妃莉、今日、どうしたんだろう?



なんか、おかしい。



碧くんの……男の子っぽい色気に、ドキドキする。



見慣れてるハズなのに。
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