お前、可愛すぎて困るんだよ!
どうしたんだろ。



そういえば……。



妃莉、碧くんに、言わなきゃいけないことがあるんだった。



「あのね。
碧くん……」



「ん?」



「妃莉ね。
球技大会の実行委員をすることになったの」



碧くんをチラッと見てから、階段を下りはじめる。



「球技大会の実行委員?」
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