お前、可愛すぎて困るんだよ!
これは……。



……まさか?



この混雑の中、妃莉のそばに来ようとしてるわけじゃないよね?



さっき、妃莉のことを呼んだ人。



でも……。



なんだか、イヤな予感がする。



だって……。



「はい、はい。
すいません。
すいませ~ん」



っていう声が、段々大きくなってくるんだもん。
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