お前、可愛すぎて困るんだよ!
そこまで言った小嶋センパイに、大森センパイが呆れたように声をかぶせた。



「……いくらなんでも、それは、朝陽。
頭おかしい。
病院行ったほうがいいんじゃない?」



「なんだとっ!?」



「妃莉ちゃん。
普通に人間だって。
ものすごーく、信じられないほどの可愛さだけど」



「だろ? だろ? だろ?
ものすごーく可愛いだろ?
だから、やっぱり、妖精さん……」



「あ、そうだ!
ちょうどいいじゃん。



朝陽ん家、病院でしょ。
お父さんに診てもらいなよ~」
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