お前、可愛すぎて困るんだよ!
入り口をふさぐ小嶋センパイの脇をスルリと抜けて、廊下に飛び出す。
そこで、妃莉は……。
「……っ」
壁に寄りかかる碧くんの姿を見つけた。
「碧くん。
碧くん。
碧くんだぁ……」
ものすごくうれしくて、足が震える。
だって、めちゃくちゃ会いたかったんだもん。
でも……。
そこで、妃莉は……。
「……っ」
壁に寄りかかる碧くんの姿を見つけた。
「碧くん。
碧くん。
碧くんだぁ……」
ものすごくうれしくて、足が震える。
だって、めちゃくちゃ会いたかったんだもん。
でも……。