お前、可愛すぎて困るんだよ!
帰っちゃったとばかり思ってた碧くんが、お迎えに来てくれたのが、うれしすぎた。



碧くんと離れたほうがいいと思って、我慢してた反動が大きかった。



だから、気持ちが抑えられなくて……。



あんなことをしちゃったよ――っ!!



バカバカバカッ。



妃莉のバカ――っ!!



うつむいて、想像の中で、自分の頭をぽかぽか叩いた。



その瞬間……。
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