お前、可愛すぎて困るんだよ!
「デレデレだね~。
中ノ瀬くん!」



っていう大森センパイの声が聞こえた。



「噂通りっていうか……。
噂以上の溺愛っぷり!!」



“びっくりした!”っていう気持ちが、丸わかりの声。



「でも、仕方ないかもね~。
これだけなつかれたら……。
そりゃ、可愛くて仕方ないわ~」



“うん、うん”と、大森センパイは、納得したと言わんばかりにうなずいた。



「おまけに、この可愛さだしね~。
中ノ瀬くんの、超過保護っぷりも理解できる!」
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